今日は「夏の庭―The Friends」という小説を紹介します。
〜あらすじ〜
ある日、町外れに住む老人を観察し始めた子供達。「死ぬ瞬間」を見たいという単純な好奇心からだったのに、いつの間にかその老人と心温まる交流が始まります。そして突然やってきた別れ・・・。
切ないけど、どこか温かい、なかなかいい本だと思います。「死」というものを少し考えさせられます。「ただ単純に心臓が止まって・・・」などと、頭の中だけではとらえきれるものではないということを感じさせてくれる小説です。
夏の庭―The Friends 湯本香樹実 新潮文庫